インターナショナル・プレミア
10/21 11:20~ 10/23 20:20~
90分 ペルシア語 Color 2011
イラン
僻地に電力を供給するため、山の斜面に鉄塔を次々と建てて送電線を渡していく男たち。墜落の危険と隣り合わせの鉄塔の上で、ある女性をめぐって争いが起こり…。新感覚のイラン映画。
僻地に電力を供給するため、山の斜面に鉄塔を次々と建てて電線を渡していく男たち。都会から戻ったエムランはそのチームに入って働くが、同じチームのモルードがエムランの恋人に横恋慕したことがきっかけで、墜落の危険と隣り合わせの鉄塔の上で一触即発の状態がエスカレートしていく…。高所と地上の垂直の隔たりが画面に圧倒的なスペクタクル性を与えている、男たちの群像劇。「舞台となっているギャルーガーフは森に囲まれたイラン北部の人口7万の町である。昔からこの町の男たちはみな電線の鉄塔を組み立てる仕事に従事してきた。彼らは年間を通じてさまざまな場所まで遠征して鉄塔を建てる。イラン中の高圧電線や電話線はこの町の男たちによって架けられてきた。その驚くべき技術は父親から受け継がれたものである。危険と隣り合わせの環境で彼らはその技術力を発揮する。彼らの性格が大らかなのは、豊かな自然と文化にさまざまな場所で出会うからだろう」(プレス資料より抄訳)
モハマド・エブラヒム・モアイェリ
1973年生まれ。映画監督を学び2000年にテヘラン大学を卒業。96年まで児童書の執筆と若者向け月刊誌の編集長を務め、その後、30本の短編・中編の映画、テレビ映画を製作する。04年に長編デビュー作“The Butterflies Are Just a Step Behind”を完成。これまでの3作品でいずれも自然、技術、子供そして若年層の問題を扱っている。
監督/脚本/編集:モハマド・エブラヒム・モアイェリ
プロデューサー:ジャハンギル・コウサリ
撮影監督:ナデル・マスミ
編集:ハミド・ナジャフィ
衣装/美術:フーマン・マスミ
音楽:アリ・コハンデイリ
録音:アスガル・アブグン
サウンド・ミックス:ホセイン・アボゥルセドグ
メイク:ホセイン・サレヒヤン
視覚効果:ババク・ミルーファラフナク
ハディ・ディバジ
ラダン・モストウフィ
カムラン・タフチ
スィヤマク・アテラスィ
アリ・オウスィヴァンド
前売鑑賞券 ¥1300 | 当日券 ¥1300
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)
前売鑑賞券 ¥1300 | 当日券 ¥1300
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)