TIFF TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 第25回東京国際映画祭 2012.10.20-28 www.tiff-jp.net

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上映作品ガイド

空を飛びたい盲目のブタ
Babi Buta Yang Ingin Terbang

SF・ファンタジー

10/23 12:55~ 

©babibutafilm2008
77分 インドネシア語 Color 2008 インドネシア

エドウィンのシュールな長編第1作。ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。

早くから短編映画で注目されてきたエドウィンの長編第1作。バドミントン、吊るされたブタ、ゲイのカップル、キリスト教のテレビ番組、といった断片的イメージの連鎖。サンドイッチに爆竹をはさんで食べる少女リンダ、スティービー・ワンダーよろしくサングラスをかけ熱唱しながら治療する盲目の歯科医、といった奇癖の人物たち。一見脈絡のないシュールな諸要素から浮き上がるのは、あらゆるマイノリティに心を寄せる作家の視線である。ヤッヒャ役のジョコ・アンワールは秀作ホラー『禁じられた扉』(08)で知られる新世代監督のひとり。ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。(協力:大阪アジアン映画祭)

監督

エドウィン

インドネシア、スラバヤ生まれ。1999年にジャカルタ芸術大学に入学したが、独自に映画製作をするために退学。3部作となる“Short Films about Dandruff”“Love and Desire”で世界的な注目を集め、最終章の“Kara, Daughter of a Tree”はカンヌ国際映画祭の監督週間で上映されたインドネシア初の短編作品となった。長編デビュー作となる『空を飛びたい盲目のブタ』(08)は釜山映画祭でプレミア上映され、その後、数々の国際映画祭で受賞した。2010年にはインドネシアのオムニバス映画“Belkibolang”のうちの1エピソードを手掛けている。

スタッフ

監督/脚本/プロデューサー:エドウィン
プロデューサー:メイスク・タウリシア
プロデューサー/撮影監督:シディ・サレー
編集:ヘルマン・クマラ・パンチャ
美術監督:イクバル・ラヤ
美術監督:エロス・エフリン
音響:ワヒュウ・トゥリ・プルノモ
音楽:ウィンドラ・ベンヤミン

キャスト

ジョコ・アンワール
クラリン・バハリズキ
ラディア・シェリル
アンドーラ・アーリー
カルロ・ゲンタ
ポン・ハルジャトモ
ウィチャクソノ

スケジュール・チケット
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen3

10/23 12:55 - 14:42 (本編77分)

前売鑑賞券 ¥1300 | 当日券 ¥1300

当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)


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