ワールド・プレミア
10/25 15:35~ 10/24 20:55~
© MILES Films
90分 テトゥン語 Color 2012
インドネシア
2002年に独立した東ティモールから多くの難民が流入した、国境近くの街アタンブア。離れた母を想う青年のリアルな日常と、淡い詩情の中で語られる引き裂かれた家族の物語。現在のインドネシアを代表する作家のひとり、リリ・リザ監督が新境地に挑んだ美しい最新作。
インドネシア南部に浮かぶティモール島の東半分、東ティモールは、長らく同国に併合されていた。スハルト政権が崩壊すると99年の住民投票を経て2002年に独立を果たしたが、一連の混乱で99年には25万の難民が西ティモールのアタンブアに流入した。アタンブアはカトリックの人口が多いことから、本作でもキリスト教の存在感は顕著であり、人民の受難と、死者への鎮魂の思いが作品を貫いている。リリ・リザ監督は、本年の「アジアの風」で旧作(『虹の兵士たち』『夢追いかけて』)の特集が組まれている。
リリ・リザ
ジャカルタ芸術大学映画学部を卒業。『エリアナ、エリアナ』(02)『永遠探しの3日間』(07)『虹の兵士たち』(08)などの監督作品が賞に輝く。ポスト・スハルトのインドネシア映画界を牽引する監督であり、ジャンルの壁を打破し興行的成功を収めることで知られている。
監督/脚本:リリ・リザ
プロデューサー:ミラ・レスマナ
エグゼクティブ・プロデューサー:イグナティウス・アンディ
エグゼクティブ・プロデューサー:サンディ・スギハルト
エグゼクティブ・プロデューサー/ライン・プロデューサー:トト・プラスティヤント
第1アシスタント・ディレクター:リファノ・スティヨ・ウトモ
第2アシスタント・ディレクター:ラトゥリカラ・ベッ・アディティヤ
撮影監督:グナル・ニンプノ
編集:ワルヨ・イフワンディアルドノ
録音:スハディ
音響デザイナー:サトゥリオ・ブディオノ
音楽:バスリ・シーラ
グディーノ・ソアレス
ペトゥルス・ベイレト
プトゥリ・モルック
前売鑑賞券 ¥1000 | 当日券 ¥1000
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)
前売鑑賞券 ¥1000 | 当日券 ¥1000
当日学生割引あり \500(税込・劇場窓口のみ)