TIFF TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 第25回東京国際映画祭 2012.10.20-28 www.tiff-jp.net

ニュース・お知らせ

2012/10/17

10/8(祝・月) Apple Store Ginza にて、『ももいろそらを』小林啓一監督をお招きしたトークショーが行われました!

Apple Store Event

10/8(祝・月) Apple Store Ginza にて、TIFF主催のスペシャルイベント「インディペンデント映画を作ること・上映すること ~『ももいろそらを』小林啓一監督をお招きして~」が開催されました。   司会をTIFFプログラミング・ディレクター矢田部吉彦が務め、第24回TIFF 「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞『ももいろそらを』の小林啓一監督をお招きし、『ももいろそらを』の制作秘話・完成からTIFFでの受賞・受賞から海外での映画祭の反応、そして2013年1月に控えた全国公開について、めったに聞くことが出来ない制作者ならではの苦労話や受賞の喜びについて、お話しを伺いました。   Apple Store Event
©2012 TIFF
  まずは矢田部PDから、作品選定時に見始めてすぐに「面白い!」と、TIFFでの上映を決定したこと、その作品が見事に作品賞を受賞し、1年を経て、新宿・武蔵野館ほかにて2013年1月12日(土)から公開されることが紹介され、小林啓一監督が登壇しました。   制作の経緯を小林監督が語ります。 いわゆるステレオタイプの女子高生像に抗いたかったという、主人公の設定から、セリフのニュアンスを出来る限りリアルにしたという脚本執筆のこと、キャスティングのこと、テレビ業界でのキャリアが演出に役立ったことをお話しされました。 Apple Store Event
©2012 TIFF
  インディペンデント映画については、小林監督がサンダンス映画祭で"ハリウッド映画以外はすべてインディペント映画だ"という定義を言われたお話しを披露。「インディペンデントっていうのはビジネスとして成立させないと、衰退してくるものなのかと思います。」という監督の言葉が印象的でした。   監督・脚本に加え、キャスティング、キャメラ、編集も担当された小林監督、独自の編集論と、Final Cut Proを使用して編集を行った作業を画面に映しながらお話しいただきました。 Apple Store Event
©2012 TIFF
  『ももいろそらを』完成後、各映画祭への出品について、プロデューサーである原田博志さんを加えて、お話しを伺いました。 資金集めの過程と突然資金を返さなくてはならなくなった驚きのお話しから、制作時から海外を視野に英語字幕も入れていたこと、カンヌに出品したものの落選となり、TIFFでの上映が決定するまで、不安な日々を監督と過ごしたことを語りました。   "(その落選も含め上映が決まらずTIFFにとって)ラッキーだった"結果、「日本映画・ある視点」部門での作品賞を受賞! そのTIFFでの上映と受賞が、武蔵野館での公開、DVD化決定につながったというお話しはTIFFにとってもありがたいお話しでした。 Apple Store Event
©2012 TIFF
  その後、『ももいろそらを』海外の映画祭行脚を写真を交えて披露。 アメリカのサンダンス映画祭では、緊張でお腹を壊したり(ロバート・レッドフォードとの昼食会もあったそう)、観客からの喝采を同行した主演の池田愛さんにすべて持っていかれ、ちょっと寂しい思いをしたもののまた行きたいという小林監督、TIFFでの受賞賞金をサンダンスの参加費用に充てたというプロデューサーならではのお話しを披露してくれた原田さん。香港、韓国、台湾(においては熱烈歓迎を受けたそう)の映画祭の裏話に会場は笑いに包まれました。   その後、1月の公開に向けての意気込みを語ったお二人。 ツイッターから、会場からの質問にも真摯にお答えいただいた小林監督、原田プロデューサーでした。 Apple Store Event
©2012 TIFF
  ご参加いただいた、小林啓一監督、原田博志プロデューサーありがとうございました! Apple Store Event
©2012 TIFF
  2013年1月12日(土)東京・新宿シネマカリテにてロードショー 全国順次公開 第24回TIFF 「日本映画・ある視点」部門作品賞受賞ももいろそらをももいろそらを
©マイケルギオン
監督: 小林啓一   プロデューサー: 原田博志   キャスト: 池田 愛 小篠恵奈 藤原令子 高山 翼 桃月庵白酒
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