2012/09/20
第25回東京国際映画祭 記者会見を行いました
1985年よりスタートしました東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟(※)公認の国際映画祭として、今年で第25回目の節目の年を迎えました。
※国際映画製作者連盟:世界の映画産業、国際映画祭の諸問題を改善、検討する国際機関。パリに本部を置き、世界23ヵ国(2012年2月現在)が加盟している。
今年のエントリー91カ国1,332本の中から15本をコンペティション部門に選出。そのコンペティション審査委員長には
ロジャー・コーマン氏の就任が決定しております。(詳しくは
→コチラ)
本日(9/20)TIFFは記者会見を開催。『ライブテープ』で第22回TIFF 日本映画・ある視点部門作品賞を受賞、第25回TIFF コンペティション部門に自身初の3D作品となる『
フラッシュバックメモリーズ 3D』の出品が決定した
松江哲明監督が登壇。
そして、TIFFアンバサダーとして
前田敦子さんの就任を発表いたしました。
記者会見の模様は下記をご覧ください。
日時:
2012年9月20日(木) 14:00~15:00
場所:
六本木アカデミーヒルズ49F タワーホール(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー)
登壇者:
公益財団法人ユニジャパン 理事長 高井英幸
東京国際映画祭 チェアマン 依田 巽
公益財団法人ユニジャパン 事務局長 西村 隆
東京国際映画祭 事務局長 都島信成
松江哲明(『フラッシュバックメモリーズ 3D』コンペティション部門より)
TIFF アンバサダー 前田敦子
(敬称略)
©2012 TIFF
左から依田チェアマン、TIFFアンバサダー前田敦子さん、松江哲明監督、高井理事長
<記者会見内容>
公益財団法人ユニジャパン理事長
高井英幸の挨拶
東京国際映画祭は今年25回目の節目を迎えました。第1回は1985年で、25回に至るまで本当に多くの方のご支援を頂きました。改めまして心から厚くお礼申し上げます。映画は世界の共通言語です。感動的な映画は国境を越えて世界の人々と感動を共有することができます。昨年の東京 サクラ グランプリを受賞した『最強のふたり』はその後世界で大ヒットし、そして日本でも今大ヒットしています。映画を通じて文化の交流、ビジネスの交流、映画人の交流が進むよう願っています。
東京国際映画祭チェアマン
依田 巽の挨拶
今年は「今こそ、映画の力。」をスローガンに掲げています。また、第21回より始めたグリーンカーペットも今年で5年目になります。今年も引き続き「エコロジー」をテーマに10月20日~28日まで開催いたします。東京国際映画祭をさらに国際的に認知して頂き、さらにすぐれた多くの作品が集まり、日本の映画ビジネスとしてさらに発展できるよう尽力してまいりました。5年前エントリー数は668作品でしたが、今年は1332作品と倍増しております。エントリー国・地域は67から90に増え、多くの期待が集まっています。今年も多くのクオリティーの高い作品が集まっています。今年は同時併催されるTIFFCOMがお台場に移ります。これからもTIFFとTIFFCOMがシナジーをとりながら日本の映画、映像文化産業発展のために第25回を節目にまたリセットできるような素晴らしいものにしたいと思っております。
松江哲明さんご挨拶
『フラッシュバックメモリーズ3D』は本当に小さい作品で、一年かけてじっくりつくってきた作品です。「日本映画・ある視点」部門で上映していただいて、その流れがあってコンペティションで上映いただくことになってとても嬉しいです。
震災後に(『フラッシュバックメモリーズ 3D』に出演している)ゴマさんのライブを見て、ゴマさんの日記に勇気づけられました。まだ映画を上映してないので、ある意味未完成です。学生時代から東京国際映画祭が好きで通っていました。東京国際映画祭はお客さんと出会うきっかけをつくってくれた映画祭。お客さんと出会うことで映画は完成するものだと思っています。
©2012 TIFF
前田敦子さんご挨拶
東京国際映画祭25回目の開催おめでとうございます。TIFFアンバサダーという素敵なお役目をいただけて嬉しいです。
Q) TIFFアンバサダーに就任されたご感想をお聞かせください。
A) とても重要な役ですよね。生まれる前から開催されていて、大きなイベントでとても緊張しています。
映画が好きなので、とても楽しみです。
Q) 前田さんは普段どんな風に映画にふれていらっしゃいますか?
A) 本当に映画が大好きで、映画館に一人で観に行ったり、DVDで観たりしています。
オールジャンルで、オススメしてもらったらなんでも観ようって思っています。
Q) 映画館に行ったら隣に前田さんがいるかもしれないですね。
A) そうですね。一人で泣いたり笑ったりしていると思います。
Q) これから女優として活躍されていくわけですが、どんな女優を目指していらっしゃるのか教えてください。
A) 素敵なスタートラインに立たせてもらっているので、どんな役も演じられる、求められる女優になりたいです。